僕がギークハウスを作りたかった8つの理由

みたいなタイトルにするとブクマがついてアクセスいっぱいくるって有名ブログに書いてあったのでやってみた。

こんにちは。
ギークハウス新潟プロジェクトです。
タイ在住でゆるーい南国気質の「中のおっさん」がゆるゆるブログを書いていこうと思いますので文章下手だけどどうぞよろしく。

8つの理由一覧

  • ゲストハウスっぽいものを作りたかった
  • 一軒家が空いた
  • 自分の病気
  • phaさんの影響
  • nsmcに参加して
  • 将来の不動産リスクへのヘッジ
  • 自分の仕事のリスクへのヘッジ
  • なんか面白そうだった

ゲストハウスっぽいものを作りたかった


きっかけはこれ。
僕はもともといわゆるバックパッカーってやつで若いころ沖縄や東南アジアによく行ってた。
でも金がないからホテルじゃなくゲストハウスっていう安宿を常宿にして、なるべく低予算でいろんな国・場所に行くことを楽しみにしてた。
このゲストハウスってのは世界中(もしくは日本中)から旅好きが集まって旅談義に花が咲くところでいい雰囲気なんだわ。
また旅好きにカテゴライズされるってのは共通なんだけど国籍や職種、価値観が違うから旅の話だけでなく他愛のない話でも面白いんだよね。

いつしか「これ日本にあったら便利だな」って思うようになり、日本で作りたいと思うようになって実際つくろうかと色々調べてったんだけど、さすが日本
とにかく法律がめんどくさい。
旅館業法の壁にぶち当たることになるんだな。

タイだと物件借りて看板掲げたらなんの許可もとらず即営業可能(外国人はタイ人と共同法人を設立すればOK)なんだけど日本は用途の申請やら消防署の許可やら行政との相談やらなにかとめんどくさい。
そして僕はめんどくさいこと大嫌いの南国気質なのですぐに諦めた。
日本にゲストハウスが少ないのには理由があったんだな。(今はあるみたいだけど10年前は皆無だった)

でゲストハウスはいつか国外で、と思いシェアハウスに切り替えたという流れ。

一軒家が空いた


父親が新潟で独りで住んでたんだけど急に他界したため一軒家が空いた。
とりあえず東京から新潟へ引越し、シェアハウスに興味を持ってたので誰かと一緒に住もうと思って
僕と同じタイプの「海外とネットが好きな人」をネットで探したんだけど
みつかった人と結婚したのでシェアハウスではなくただの同居に。
シェアハウス未だ実現せず。

自分の病気


新潟に住み始めてからしばらく経って気づいた。
冬になるとなんか調子悪いなって。(梅雨の時期も)
もともと寒いのは苦手で気分的なものと解釈し我慢してたんだけど、ある日割れるほど頭が痛かったので精密検査をしてみた。
そしたらまず冬場の血圧が上が200、下が120と高血圧の人よりも高いぐらいだったorz
CTで見つかったのが軽い脳梗塞。(頭が痛いのは別の病気だった)
寒いと脳卒中などで倒れるリスクが高いらしい。
新潟みたいに9月に30度あったのが10月になると10度切るとかかなりマズイそうで。
なので思い切って絶対に寒くならなくて、かつ土地勘のあるタイのプーケットに移住したのが昨年10月。
そして新潟の一軒家がまた空いた。

phaさんの影響


ギークハウス提唱者のphaさんのブログを愛読していて、これいいなと思ったのももちろんひとつの理由。
ギークハウスも全国にだいぶ増えてきたので「乗るしかない このビッグウェーブに」みたいな感じ。

あとこの敷礼制度の件。
ギークハウスを作った理由
シェアハウスの作り方(お金編)

余談ですが、海外で家を借りる場合は、敷金礼金保証人だとか言った日本的なシステムはなく、デポジットを預けるだけで家を借りられることが多いので便利です(国にもよりますが)。その代わり日本は家の借り主の権利が法律で強く設定されているという理由もあるのですが。シェアハウスやゲストハウスのような家がもっと増えて、日本でももっと気軽に家を借りられるようになれば、もっとオープンで住みやすい世の中になるのではないかと思っています。

僕の場合、敷礼制度を無くしたいというより、「まだあんの?」に近いんだけども、タイでアパート借りることを検討した時に敷礼制度って日本だけってのを知ったんだよね。民主主義って読んで字のごとく民が中心なわけだから大衆にマイナスな制度は日本でもすぐ廃れるだろって思ったのが10年ほど前。
そして今、グローバリゼーションとかいってる時代にもかかわらず敷礼制度はなくなるどころかピンピンしてる。
日本最大のガラパゴスといっても過言ではないし、海外だったら確実にデモの対象だと思うんだけど日本で敷礼なくせデモが全国で起こるなんて考えにくいよねw

僕もこれまでは家を借りる側の人間だったし、海外では今も借りる側なので借りる側に優しくないのはいただけないと思ってる。
政令指定都市ですら空き家問題に直面してる現状からするとそろそろ敷礼はなくなってもいいんじゃないかな。
(あと将来日本も移民が増えそうな感じだけども移民に敷礼制度ってどうやって説明するんだろっていう余計な心配もw)

で先に述べたように借りる側からアクション起こしにくいだろうから、まず敷礼なしのギークハウスが全国で流行って、次に地方の空き家のオーナーが動いてハードルを低くして、その流れが中央に向いてくれればいいかなと。
(地方には敷礼いらんから入居してほしいってオーナー、いっぱいいると思うよ)
そんで最終的に借主の居住権とやらのめんどくさい法律が緩くなったらお互いハッピーだよね。

nsmcに参加して

新潟に住み始めてすぐ、新潟ソーシャルメディアクラブ(nsmc)というソーシャルメディアに興味のある人達の集まりに参加した。
自分の生まれ故郷でこういった取り組みが生まれたことに感動したし、こういったものを主催してみたいと感じたんだけど、僕はお酒が全くダメなせいか飲み会の類がちょっと苦手。
なのでちょっと毛色の違うギークハウスをつくって、そこを開かれたものにするほうが故郷に貢献できるかなと。
2ヶ月に1度はnsmcで、それ以外のちょっとした集まりはギー潟でみたいな住み分けができたら最高なんだけど、ギークハウスの運営自体に僕はあまりタッチするつもりはなく住人に任せたいのでひとつの提案というか希望としてご理解を。

将来の不動産リスクへのヘッジ

こっからはリアルなお金の話。
この辺の話は本来隠すべきなのかもしれないけど、一応書いてみる。

地方では空き家問題が非常に深刻
新潟市は現状まだ大丈夫だけど、この先の人口減→空き家増は想像に難くない。
特に道州制導入後、州都にならなかったとき。
(新潟の場合、道州制導入時にどの州に入るか一番揉めそうなんだけど、どの州に入るとしても地理的な問題で州都にはならなそうだというのが僕の予想)
なのでそのリスクヘッジとして早めに手を挙げたという理由もある。
コンセプト型シェアハウスは地方の空き家対策の一筋の光明と思っているのでそのあたりは後日詳しく触れたい。

自分の仕事のリスクへのヘッジ

もうひとつのお金の話。
僕は海外投資という危ういものを生活の糧にしていて、明日にでも収入がゼロになる可能性があったりする。
仮に海外投資に失敗し収入がゼロになったとしても、ギークハウスを運営した際、稼働率が75%くらいあれば、想定上、夫婦2人がタイで何とか暮らせたりする。
(タイでの夫婦2人の生活費の下限は5万円ぐらいかな?)
自分の仕事へのリスクヘッジでもあるといえばある。

ちなみに一軒家として貸し出したとしても収入は一緒。
というか一軒家として貸した時の家賃からギークハウスの家賃を算出してる。

なんか面白そうだったから

理由を7つも書いたら長文になったけどつまる所面白そうじゃなきゃやらんよね。
私ぶっちゃけノリで来たんで」の人に近いかもw
面白そうから始まって面白い奴が集まって面白いことになったら本望よ。
だから住人も遊びに来る人も気軽に来てほしいね。

ということで1週間後に帰国したあとはギークハウス新潟をなんとか立ち上げようとがんばるのでみなさんよろしく。

※画像は全てイメージ

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